ヘアスタイルを整えることだけを、ブラッシングの役割だと思ってはいないでしょうか？

ヘアブラシは・・・
美しく艶やかな髪・健康な頭皮を育てるために欠かせないヘアケアアイテムです。

そんなヘアブラシ・ブラッシングのあれこれを、いろんな角度から掲載しております。

●ブラッシングの主な3つの効果

○からんだ髪をほぐして抜け毛や汚れを取り除く整髪効果
髪や頭皮に付着したホコリやフケを取り去り、毛髪環境を清潔にします。

○頭皮を刺激して血行をよくし、髪の成長を促進させる効果
頭皮を適度に刺激することで血行がよくなりマッサージ効果があり、
髪に栄養がしっかり届くようになります。

○艶やかな髪うるおい効果
根元から毛先に向けてブラッシングすることで、
髪全体に皮脂をゆきわたらせ、 艶やかでうるおいのある髪をつくります。

●How To ブラッシング

○ブラッシングのタイミング
基本的にはいつ行っても構いませんが
「シャンプー前」や「育毛剤をつける前」にはぜひ行いましょう。
※シャンプー前とシャンプー後でヘアブラシを使い分けるのもおススメです。

シャンプー前のブラッシングは、ホコリやフケが落ちるので洗浄効果がアップします。
髪のもつれを解いて、洗髪時の抜け毛を防ぐ働きもあります。

育毛剤を使う前のブラッシングは、頭皮をきれいにするので、
育毛剤の浸透を高めるのに効果的。 軽い刺激を与えることで、頭皮の細胞も活性化します。

その他にも、外出から帰ったあと、お休み前などのブラッシングもおすすめ。
ブラッシングの快感が身も心もリラックスさせてくれます。

○NGなブラッシング

・NG 素早く動かすブラッシング
ブラシを動かすスピードが速いと、摩擦でキューティクルを傷めたり、
髪がもつれて切れ毛になりやすくなります。
またお使いブラシの素材によってはやりすぎで頭皮を痛めてしまいます。
ゆっくり、やさしく行いましょう。

・NG 濡れた髪へのブラッシング
ある程度乾かしてから、ブラシを通します。
ブラシをかけることで静電気が発生する場合は、
髪にあらかじめ霧吹きで水を軽くかけるか、ヘアオイル等をつけるのも◎。 

・NG 下から上へのブラッシング 
髪の毛のキューティクルは、根元から毛先に向かって並んでいるので、
必ずその流れに沿ってブラッシングすることが大切です。
逆毛を立てるのもおすすめしません。

・NG 表面の髪だけのブラッシング
髪全体にブラシを通さないと、ブラッシングの効果は半減です。
ロングヘアの場合は、髪を少しずつ取り分けて行うと、まんべんなくブラッシングできます。

○効果的なブラッシング
誤ったブラッシングは、髪を傷めるだけでなく、
毛根に負担をかけて抜け毛を促進させてしまいます。
毎日のことだから髪にも頭皮にもいい、正しいブラッシング方を身につけましょう。

・まずは毛先のもつれをほぐしてから
髪の根元からいきなりブラシを入れて引っ張ると、
切れ毛が生じたり毛根にダメージを与えてしまいます。
まずは毛先のもつれやさしく解きほぐすこと。
毛先の痛みが激しいときは、手を添えてていねいに行います。

・徐々に根元へ
毛先がほぐれたら次は髪の真ん中から（上から下へ）、
そして根元から（上から下へ）と順番にブラッシングします。

・仕上げのブラッシング
最後に髪の根元から毛先に向け、髪の流れに沿って全体をブラッシングします。
このとき、ブラシの毛先を決して頭皮に強く当てないように。
心地よい刺激を感じるくらいのソフトなタッチでブラッシングしましょう。
できるだけゆっくりとブラッシングをすると、髪の摩擦を軽減でき、髪にツヤがでます。

●ブラシの選び方＆おススメ

ブラシの先端がとがっていないもの、ほどよい弾力があり、
ブラシの目は粗いものがおススメです。
ブラッシングには、必ずブラッシング専用ブラシを使うこと。
目の細いくしやブロー用のロールブラシは不向きです。
素材は、静電気を発生させず毛先の柔らかいものがベスト。
豚毛や猪毛のブラシなどなら理想的です。
硬くて弾力性のない金属製のものは、頭皮や髪には刺激が強すぎてあまりよくありません。  
最近ではイオン加工等された新素材のブラシも開発されています。
毎日使うものですから、なるべく素材重視で選びたいものです。

○ヘアブラシの素材と特徴

・豚毛・猪毛（おすすめ）
静電気を起こさない。 毛先が柔らかく頭皮を傷めにくい。

・新素材（おすすめ）
イオン加工等。静電気が起きにくい。

・ナイロンのみ（イオン加工等なし）
静電気が起きやすく、切れ毛の原因になりやすい。

・金属
頭皮を傷つけやすく、キューティクルを削り取ることがある。


★ブラッシング×洗い流さないトリートメント・ヘアオイルで最強艶髪へ